高台にある家
7/7
読書設定
目次
前へ
/
33ページ
次へ
しばらく経って、僕は高台への坂を自転車を降りずに登れるようになっていた。そう思惑通り、体が鍛えられたのだ。 「よ、谷口!」 そう言って本田は変顔をした。僕はそれを笑う。それから本田を笑わせる。 肉体は大きく変化した。けれども二人の関係はなんの変化もなく、ただ過ぎていくだけだった。切ないくらいに。
/
33ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!