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幕末の新撰組屯所内――
歳三「そぉぉぉおぉーおぉぉおぉーじぃぃいぃ!!!!どこにいるぅぅぅう!!あれを返しやがれぇえぇ!!」
新撰組一番隊隊長である沖田総司の名前を叫びながら屯所内を走る新撰組副長土方歳三がいた。
総司「あははっ♪土方さん、いっちゃった!僕、ここにいたのに♪」
屯所の中庭の木の影で土方歳三作の豊玉発句集を読んでいた総司は走り去っていった歳三を見て笑っていた。
総司「それにしても土方さんの句集はやっぱり面白いなー♪……ん?」
読み続けていると突然空が光った。
見上げてみると女の子がゆっくり落ちてきていた。
総司「えっ!?わ、え、あ、と、とりあえず、受け止めないと!!」
しばらくすると女の子は総司の腕の中に落ちてきていた。
総司「軽っ!?…って、そんなことより土方さぁぁぁあぁぁん!!」
歳三「ここにいたかのか!!総司!早くあれを返しやがr総司「そんなことより土方さん!!女の子が空から落ちてきたんだけど!」話を遮んじゃねぇ!!!って……あ"ぁ!?落ちてきただぁ!?」
般若のように近づいてきた歳三の言葉を遮り、女の子のことを話す。
総司「はい、いきなり光ったと思って空を見上げたらこの子が落ちてきたんです。この子、天女ですかね?」
歳三「天女でもどんなやつだろうが身元がはっきりしてねぇんだったらどっかの部屋で目が覚めるまで監視しとけ。」
総司「じゃあ、僕の部屋で監視しときますね♪」
歳三「あぁ、目が覚めたら俺の部屋に連れてこい。ついでに幹部もな。」
総司「はぁーい!」
そうして総司は自室に女の子を連れて戻り、歳三も自室に戻った。
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