17人が本棚に入れています
本棚に追加
《ラズワルド連邦王国》※アラブ系
首都は太陽の沈まない都市ヘリオライト。
国土の70%以上が砂漠で覆われている。
他国よりも人間と異端種、異端種と異端種の混血が多くいる。
魔術師の継承方法も変わっており、家族にしか受け継がれられない為、弟子をとるという手法がない。
継承者は胎内にいる時に、両親のどちらかの祖父母が自分に憑いている使い魔を受け渡すという憑依魔術を施す。使い魔の憑依がなくなると数日のうちに元術者は亡くなるという。
王家もこの方法で代々魔術師であり王である後継ぎを輩出している。
そのため魔術との結びつきも強くより強力な魔術が扱えるという。
砂漠のはずれには古代樹の森があり古代生物などの生態が確認されている。
《ネフリティス帝国》※アジア
首都は水の都インターリ。
ほぼ鎖国状態の為出入りが大変難しい国。
外国への貿易も現在積極的に行われていない。
異端種への偏見が激しく、見世物小屋に飼われている者もいるという。
魔術師が五国の中で最も少ないが医術に長けているとされる。
諸島ごとに文化がやや異なる。
《アントラクス》※紛争地域
戦地、エグマリヌ。
現在の激戦区はエグマリヌだが他にも数か所で紛争が起きている国。
王家が100年前に没落し、アダマス軍とピルラ軍から植民地の扱い拒む先住民との触発が続いている。アダマスとピルラは盟約を交わし戦う事はない。
が、領域争いなどでピルラからの攻撃がある。
元々異端種の多いアントラクスと軍所属の異端種で人間がほぼこの国にはいない。
宮廷魔術師以外の魔術師もまれに戦地に駆り出されている。
最初のコメントを投稿しよう!