第1章

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まあ、そんなこんなで始まった俺の高校生活。 ---------5月7日--------- この時期は天候が少しざわつく。 この日の朝は降っていなかったのだが、部活に行く頃、雨が降り出した。 鳴来「こんちわー」 部室に入ると、一人の女性がいた。 澪流部長だ。 澪流「おー、鳴来ちょっとこっち来い。」 鳴来「え、あ、はい。」 澪流「そこでブリッジしろ。」 鳴来「え、何で... 澪流「いいからしろ。」 鳴来「あ、はい。」 俺はこの時、ブリッジを描く練習かと思いあまり抵抗なくブリッジをした。 すると澪流部長はポケットから端末を取り出し、 澪流「wwwwww」 微妙に鼻で笑って、 『カシャ』 と、音を立てて、その端末をポケットにしまい、立ち上がった。 鳴来「ちょっ!!wちょっと待ってくださいよっ!!!今明らかにブリッジした俺を鼻で笑って写真撮りましたよねっ!?」 澪流「なぜバレたしw」 鳴来「...消しといてくださいよ。」 澪流「えーなんでー」 鳴来「なんでじゃないですよっ!もしそれをT○itterとかに晒したりしたらマジで俺生きてけないですよ!!」 澪流「わかったよー、んじゃあ本題に入るけど、今度のコンテストどうすんの?」 鳴来「そ、それは.......今度のコンテスト、お題なんでしたっけ?」 澪流「泣き顔」 鳴来「難しくないですか?」 澪流「お前本当に漫画描けるのか?ww」 鳴来「描くために入部したんです。」 澪流「泣き顔描けないなら練習しろ。」 鳴来「ハイ。」 そんなこんなやり取りをして、カリカリしていた。 すると、 ガラガラッ
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