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「それなら橘さんがそのハゲたニートの世話して下さいよ
俺はギニューを倒したばかりですから」
剣崎は腹を抱えて笑いながら橘に押しつけ
変身を解除した
「俺もこれから高校の宿題があるので帰ります」
睦月はそう言うと剣崎と同じ様に変身を解除した
「勝手に決めるな!!」
橘の反論も空しく2人は帰っていった
「あの2人……今度会ったら覚えておけ
それとお前…フリーザだったけ?
ほら!!デネブキャンディーやるから
もう泣きやめ」
いつの間にか変身を解除していた
橘はなんだかんだ言っても優しくフリーザにアメを上げた
それを受け取ったフリーザ
「ぐぴゃ……えぐっ」
少しは泣きやんだフリーザだった
「それでお前はなんでバルタン星人なんかの手先になったなんだ?」
「フリ……えぐ……ザ様の夢は…宇宙の帝王になって……全人……類を……グス
ひざまずかせること……」
「(泣きながら凄いこと言ってるーー)」
橘はそう思った
「でもそーなるにはオンドゥル星を侵略しろって
パパの知り合いのバルタン星人に言われて……」
「それでこのオンドゥル星に来た訳か」
「そうだ」
フリーザはすっかり泣きやんでいた
「泣きやんだみたいだから
オレ帰るわ、これから彼女の小夜子とデートだし」
そう言って座って話しを聞いていた橘が立ち上がった時
フリーザが橘の足に捕まった
「はなせってー!!」
それでもフリーザは離れない
「(げげ!好かれてんのかオレ?)」
橘は逃げたくなった
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