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内斗「お前はこの才能をもっと表に出したら良いのに」
神菜「私には兄ちゃんが居るから良いんだ」
内斗「そうは言っても、いつまでも一緒に居られるわけじゃないだろ？」
神菜「一緒に居る」
内斗「…………」
……いや、これホントに妹萌えとかブラコンとか、そんなレベルの話じゃないから。
最近は不登校気味で俺と一緒じゃないと出歩かないし。
こんなんで、将来どうすれば良いんだよ……。
何故に神様は、神菜に異常なまでに色々と与えてしまったのか。
もう神様に愛されてんのか嫌われてんのか分からないな。
内斗「……話は変わるけど、お前そろそろちゃんと学校行かないとヤバいんじゃないか？
もう高校生なんだぞ？留年しても良いのか？」
神菜「兄ちゃんが居れば良い」
これだからなぁ……。
俺も今は同じ高校に通ってるからそこそこ面倒を見れるけど、来年からはもう大学生。
大学に上がったらバイトを始めるつもりだし、神菜と一緒に居られる時間も減る。
……気が重いよ…………。
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