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神菜「あっ、そろそろ夕飯作らないと」
内斗「手伝おうか?」
神菜「良いって。私にはこれくらいしか出来ないし」
内斗「…………」
どうやら、自分の現状が宜しくないという自覚はあるみたいだ。
その割りには、直そうとする気配が無いけど。
因みに神菜の料理はめちゃくちゃ美味い。
それはもう、店を出せばあっという間に3つ星が付くレベルに。
そんな料理を毎日食べれる俺は幸福者だと思う。
内斗「じゃあ、お言葉に甘えて」
俺は画ビョウを踏んづけて数分悶絶した後、絆創膏を貼ろうと片足を上げた直後に、開けっ放しだった窓から吹いた突風に煽られ、バランスを崩して食器棚の角に頭を強打して気を失い、病院に搬送されたのだった。
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