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出会った時から、長嶋さんとは、
"仲良くなれない"
と直ぐに感じることができた。
キツい印象だけでなく、自分の意見や流れが思惑通りにならないと、
口調が荒くなり、
何かと私と張り合っていたからだ。
「あんたが死ねばよかったのよ?!」
長嶋さんの悲しみが、
私を
____襲う。
ど突かれた私は
後ろに倒れそうになった。
履いていた、ヒールがガクン!となる。
「GPS、まだ付いてるよ」
そんな私を背後から支えた大きな手。
「……ユウ………」
水城の手____
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