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水城は、ホントに冷めている。
……だけど、ただ冷たいだけの男じゃない。
もしかしたら、自分にもちゃんと恋愛感情を持っていたんじゃないかと、
淡い期待を眠れないベッドの中で抱き、
でもすぐに、
『私が潰すわ』
桃田婦人の水城に対する独占欲や、
マンションで見た、2人の性行為の現場を思い出せば、
自分には、どうすることもできないような気がしていた。
「心配したよ、2日も休んで!」
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