悪の華Ⅱ

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一体、 誰が亡くなったというのだろう? 不安な気持ちで、水城の携帯電話をならすも…… 出ない。 「元村さん。」 聞き飽きた声が、再び耳に入る。 茶旗がスーツを着て立っていた。 「一緒にいこうか」 「え、どこへ?」 「水城ユウの母親が亡くなったらしいよ。」
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