山崎=近所のお兄ちゃん

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-山崎side- 「山崎ぃ~。」 「何や~。喧嘩でもしたんか?」 「別に~。」 絶対、何かあったはずや。 里奈が俺の背中にすり寄っているためそう確信した。 「山崎ぃ~。」 「何や~?」 今は、書状書いとんや。 あんまくっつかんでなぁ~。 と、願いつつ筆を手にする。 「・・・山崎おにぃたん♪」 バキッ 「あぁ、筆折れたし最初からやり直しや。 てか、おにぃたんて・・・。」 「近所のお兄ちゃん的なイメージがあるからさ。 ・・・びっくりした?」 びっくりするわ。
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