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「せんせい。あのね♪
今日のおやつは、キノコの山だったよ」
おっと、注意信号。
キノコの話。
その手には、もう引っ掛からない。
僕は大人だからね。
余裕の笑みで君の話を聞いてやる。
君が大人になる、その日まで
僕は先に居て待っていてあげるんだ。
大人の香りをプンプン振り撒いて
僕は満面の笑みで君を見る。
「せんせいには、大人のキノコ、買ってきたよ♪」
大人の……キノコ…の山
僕は無意識に頭を抱えて、脳みそをシェイクした。
期間限定のバカっ!!
悩ましい君を恨めない僕は、嫌いなものが増えていく。
その事実を君は、知っているかい?
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