第1章

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「そうか。」 「はい。あっ、私は白峰 雪です。」 私は頷いてから自己紹介をして 「俺はこの度編入した、夜月 咲良だ。」 「よろしくお願いしますね、夜月君。」 「あっ、咲良で良い。何なら敬語も使わないでくれないか?」 礼儀正しく挨拶を交したが、少し困った顔で咲良は言うと、雪は戸惑って 「・・で、でも急に呼び捨てなんて言えませんよ!?」 「まぁ、最初は無理だから名字ではなくて、名前で呼んでくれないか?」 そんな雪を見て、咲良は頬を赤くして、人差し指で左の頬を掻いて尋ねた。
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