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「あぁ、確かに測ったな。」
「その魔力値を見せ、魔力を決められた値だけ払うと、食べ物が出てくるということなの。」
「成程な。」
「その値が高い程、食べれる物が多く選べれるのよ。」
雪の説明を受け、咲良は納得すると頷いて、サーシャはそんな二人を見ながら水晶玉を取り出して、カウンターの上へ置いた。
「水晶玉、ですか?」
「えぇ、メニュー表を出す時は、こうやってるの。」
サーシャは水晶玉に魔力を込めると、水晶玉は淡く輝いてから表を、咲良達に見える位置に浮かび上がらせた。
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