第1章

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「気づかれてしまいましたか。」 「ほほっ、この年になればの。しかも、独学などで作られるのは凄い才能の持ち主じゃ。」 「ありがとうございます。」 感心そうに言う学園長に対し、少年は冷静に対処していて 「そろそろ、学園内を案内しようかの?」 「いえ、鍛練をしたいので、訓練場の場所を教えて貰いたいのですが?」 「解りました、案内しましょうぞ。」 そう言うと学園長は立ち上がり、杖をつきながら廊下へと歩いていき、少年も学園長の後をついて廊下へと歩いて行った。
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