3万屋

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「サラさん、そのニヤニヤした変態から離れて。危ない」 「えー別に何もしないよールイ」 「おい、リオ。そのワキワキとした手はなんだ」 「ん?ちょっと触ってもいいかなーって」 「どこを」 そんなこと決まってるでしょ 「胸」 「ひぃっ!?」 私が答えた瞬間勢いよくサラちゃんが私の腕の中から逃げ出した 「ちょっとー冗談だよ、冗談!!……半分くらい」 そのいかにも柔らかそうな大きな胸をしているサラちゃんが悪い。 触らせろ 「半分本気かよ」 「あ、あはは」 どこか乾いた笑い声をサラちゃんがあげてるとか知らない 「あのーお客さん、ほかの客の迷惑になるからそろそろ出ていってもらえますか?」 ……そういえばここは万屋だった
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