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「サラさん、そのニヤニヤした変態から離れて。危ない」
「えー別に何もしないよールイ」
「おい、リオ。そのワキワキとした手はなんだ」
「ん?ちょっと触ってもいいかなーって」
「どこを」
そんなこと決まってるでしょ
「胸」
「ひぃっ!?」
私が答えた瞬間勢いよくサラちゃんが私の腕の中から逃げ出した
「ちょっとー冗談だよ、冗談!!……半分くらい」
そのいかにも柔らかそうな大きな胸をしているサラちゃんが悪い。
触らせろ
「半分本気かよ」
「あ、あはは」
どこか乾いた笑い声をサラちゃんがあげてるとか知らない
「あのーお客さん、ほかの客の迷惑になるからそろそろ出ていってもらえますか?」
……そういえばここは万屋だった
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