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「…いや、だって普通電車で寝てしまって目が覚めたら乗客が自分以外消えてて!!!電車を出てみたら電車ごと消えるとか!!!普通消えるか!?真っ黒な目しか光ってない動物がでてくるし、攻撃してくるから反撃したら消えるし!!やっと人がいる村みたいな所を見つけたと思ったらなんだこの色とりどりさは!!!髪の毛と瞳の色が鮮やか過ぎる!!しかも服が古い!いつの時代の外国だよ!!!!!これは映画のセットかなにかか!?カメラさーんでてきてくださーーーーい!!!もうまじでてきて!ドッキリって言ってよ、夢オチでもいいからっ!!あああもうなんで電車で寝てしまったんだぁいでっ!?」「うるさい」
ちょいとルイさんチョップしないで痛たい
ケンは笑いすぎだろ
「さっき、3人で今までのことをふまえて考えた結果…理解してないの?何?馬鹿なの?ああ、そういえばもとから馬鹿だったね」
「うるせえ!!一言多いわ!というか、すぐ理解するなんて無理でしょ、異世界トリップしちゃった☆…なんてっ!!」
「村の人が親切に教えてくれたじゃん。ここは地球じゃなくてシュルトという星のリーア王国という場所だって」
ええ、それゃあまぁ聞きましたよ
この耳でしっかりと
村に入って右も左もわからない私達に親切にも中学生くらいの青い髪の男の子が教えてくれたのだ
丁寧にもあんたら異世界からきた奴だろという言葉を添えて
「だがしかし、信じられるかああああ!!!」
「あーはいはい、リオうるさいうるさい。女の子(笑)なんだからもうちょっとお淑やか(笑)にしような」
え、何。ケンはそれで私を宥めてるつもりなの?喧嘩うってんの?ああ"?
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