美胡と月斗の優雅な日常

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実は、ずぅぅぅぅぅっと前から時計屋で働いてみたいと思っていた。 それで、月斗さんにその事を打ち明け、承諾を得た。 ただ… 「そのかわり、店主の僕が言うことは、必ず守って下さいね?」 という条件付きだが。 「はいぃ…」 何故だろう。何であの人、あんなに機嫌が良いんだろう… 考えただけで恐ろしい… 「美胡さん。とりあえず、着替えましょうか?」 月斗さんが、お店の制服を持ってくる。 本当に時計屋で働けるんだ…!! そう思うと、ワクワクしてきた。 「はいっ!」 私は、敬礼する勢いで月斗さんに返事をした。
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