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「むぅ…別に普通です!」
私が頬を膨らませてそう反論すると、
「怒った顔もかわいーねぇ?」
と、浜谷さんは頬ををツンツンしてきた。
「触るな。」
月斗さんは、パシッと浜谷さんの手を振り払う。
「…独占欲が強い男は面倒くさいよぉ?美ー胡ちゃん!…俺にしない?」
浜谷さんは月斗さんの睨みなんか、お手の物って感じで、私の肩を抱いてくる。
「しません。私は月斗さんが好きなんです。」
私がはっきりそう言うと、浜谷さんは「ほぇー!」と意味が分からない奇声を発した。
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