美胡と月斗の優雅な日常

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「ラブラブだねぇ。良かったねぇ。月斗の想い、一方通行じゃなかったんだねぇ。」 「いちいち『ねぇ。』がウザい。それに、なんかイラつく。」 月斗さんの機嫌がだんだん悪くなっていく。 「あ、あの!月斗さんの機嫌、悪くしないで下さい!」 私は、浜谷さんの前に出てそう言うと、 「んー?でも、美胡ちゃんなら、月斗の機嫌直しなんて楽勝でしょ?」 「意味が分かりません。」 ニヤニヤ笑う浜谷さんは、私に顔を近づけ、 「…だって、」 その時、 「余計なことを言うな。この変態。後、近い。」 月斗さんは私から浜谷さんを遠ざけた。 「あーあー。ほんっとーに独占欲が強いねぇ。気持ち悪いよ。てか、変態って何?」 浜谷さんは、やれやれといったように肩を竦める。
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