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「私の…お友達になってくれない?」
「は、はい?オトモダチ?」
「そう、私のお・と・も・だ・ちにね」
一瞬、思考が停止した
私の友達に…会長が…!?
「だ、ダメです!」
会長はとても悲しい顔をした
「どうして?」
これは願ってもいないチャンスだった
「私と友達になったら会長も嫌われちゃいますッ…私みたいに…」
「あら、私の心配をしてくれているの?」
会長は悲しい顔から一転、優しい笑顔でこちらを見た
「でも、私の心配は要らないわ。神奈さん、あなたの気持ちを聞かせて?」
少し間があって、でも心は決まっていた
「か、会長がいいって言うなら…私はなりたいですっ!」
「何に?」
こ、この人Sだ…
「ウフフ♪真っ赤になっちゃって可愛い」
「し、失礼しましたっ」
そのままそこにいたら顔が爆発しそうだったのでダッシュで逃げ出した
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