紡ぐ者

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結局あの後は滝本君に牛丼を付き合わされた 流石にご飯を一杯食べるのは辛いので、小盛りのサラダ大盛めのオリジナリティー溢れるのを頂いた 幸せそうに牛丼を頬張る様子を見ると、先週はかなりお腹を我慢させてたんだろうな…とある意味反省してしまう 帰り際に滝本君が 「一緒に飯行くのは最後だとか言ったけど、牛丼とかはアリって事で」 と言うと、悪戯っぽく肩をすぼめた 家に帰るや否や蒸し暑い熱風が迎えてくれた 少しばかり外が涼しかっただけにこれはキツイ けれど… 「後1ヶ月か…」 誰もいない部屋に小さな声が響いた
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