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あれと言う間に肥った商人は魔石を25個も持ってきて、先ほどのパーティも、馬車の中の人達も見学しに来た。
魔石を見て、私は聞いた。
「えっと、何の系統が良いのですか?」
肥った商人は悩んだ顔で聞いてくる。
「まさか!?何でも出来るのかい?」
「うんとぉ、呪いとか以外なら出来ますが、この五つはSSランクの魔石ですよね?」
「何と!?魔石のランクまで解るのか!」
話し合った結果、SSランクの魔石は火、風、土、水、治療の法術、残りは適当に私に任せられた。
私は最初、SSランクの魔石からやり、みんながそちらに注目してしてる時に残りを治療、結界、火、水とかをやった。
魔石に法術でマナを入れるとそのマナの系統で色が着く。
私が魔石を肥った商人に渡すと、変な顔で聞いてきた。
「この数個の魔石には何を入れたのかな?」
肥った商人に聞かれた魔石は銀色の魔石五つ。
「んっ?これは結界、バリアだけど、駄目だった?」
馬車の全員が驚きに騒ぐ。
「初めて見た!」
「ずげぇ~!」
「綺麗!」
「何と!レアなっ!」
「素晴らしい!ワシも初めてじゃ!うむぅ~、よし、全部で金貨百枚じゃ!」
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