修行の一人旅

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肥った商人から金貨を貰い、貧乏法術師、貧乏僧侶に懇願されて治療、結界バリアの法術等を教えていた。 「難しいわねぇ~、僧侶の自信なくすわ」 「んっ?でもこれは法術師用の治療だから、僧侶の劣化版だから」 「法術師の私は凄く、感動よ!私も頑張れば出来るのかなぁ~?」 「うん、出来る!じゃ~二人に補助法術陣を三枚づつあげるから、頑張ってね!」 私はそう言って、六枚の補助法術陣の書いた紙をあげた。 「はい!燃えない、にじまない、切れない、何度も使用出来るから、頑張ってね!」 「ありがとう!」 「ありがとうございます」 「あっ、良い忘れたけど、その法術陣は貴女達にしか使えない様に名前入れてるから、さっき、マナを入れたから貴女専用よ、他の人には白紙の紙にしか見えないからね」 さっきの肥った商人が残念そうに言った。 「なんじゃ、売って貰おうと思ったが、残念じゃな。ワシにも作ってくれるか?」 「えっと、多分、無理だと思うし、特殊な紙がないとムリ」 「仕方ないのぉ~」
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