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私の法術の方が早く、盗賊団は光のドーム内に包まれた。盗賊団の法術が発動されたが私の光のドームに打ち消された。
「さて、これからが本番！」
私はニヤリと笑い、次の法術を唱える。
「絶包縮輪縛！」
馬車の中、外の全員が見守られる中、光のドームが縮まり、盗賊団を纏める。最後には、盗賊団一人一人に光のリングが体を縛っていた。私は叫んだ。
「治療出来る人は負傷者の治療して！後、リーダー！後ろの馬車を空にして！」
そして、前の馬車に歩けない負傷者の人達、後ろの馬車に盗賊団を入れた。盗賊団の方には私の法術で短剣に法術を掛けた。
「縛監！」
暫く休憩した。馬車の中は私に賞賛の嵐だったが。警護冒険者のリーダーが御礼を言ってきた。
「ありがとう！私は警護班リーダーの『リース』。助かった」
「いや、私の新しい法術が役に立ってよかったわ」
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