満月に夜桜で唄う猫

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「シルフィー、罰の半年の修行に追加が出来たわ」 「えっ!?」(嫌な予感) 「ミルフィーがね、あっ、お母さんがね、三ヶ月、武術、三ヶ月、法術、その後、ランク上げの一人旅で課題を終わらせる事になったわ」 「えぇ~!」(一人旅!ムリ!) 「ランク上げの課題は『心聖武器』、『従者召喚』を最低一つ」 アイラは胸を張って言った。 「シルフィーはオリジナル法術は出来てるからね」 「うんと、修行は分かるけど、一人旅とランク上げの課題はムリ!」 「何を言ってるの!貴女は天才法術師よ、普通、オリジナル法術なんてあんな簡単に作れないわよ」 「えっ、だって基本が解れば…」 「そこが天才なのよ!普通、『心聖武器』や『従者召喚』何か、簡単なのよ」 「だって、だって、武器は迷うし、召喚は可愛くないのは嫌だもん」 「えっ!まさか!?『従者召喚』してなかったのはそれ!?」 「うん」 「はぁ~、呆れたわ!まぁ~取り敢えず実家に帰って、ミルフィーに聞きなさい」 「あぃ、行ってきます」 「ミルフィーによろしくね!修行、頑張って!」
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