金城くんの期末試験

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「はじめっ」 静まった教室に試験監督の声が響く。 今は期末試験の真っ最中だ。 だりぃ 頭の中で愚痴りながらも、一応手を動かす。 点数悪くていいから、もう寝ようか。 そう考えるが、二人の教師の顔がうかんで止める。 絶対、補習増やされるし、保健室でサボらせてもらえなくなる。 そうなると面倒だ。
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