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「ぇ…えっと…あの…」
ティークの狼は混乱しました。
自分が登場するのはこんな物語ではないはずだ、
とでも思っているようです。
「ああん?アンタどこの狼よ?」
やさぐれ赤ずきんは、
過去になにかしらあった狼にも容赦はしません。
引っ越しするなら持っていきなさいと、
親バカな父ちゃんから受け継いだ猟銃を片手に構えています。
「わ、悪かったって…
お願いだから撃たないで!」←トラウマ
ティークの狼は、
やたらに大きい図体を惨めにも縮こませて叫びます。
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