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司会の海老星人はテンションを上げて客を煽る。
ーーツガイ?
嫌な予感がした。
現れた球体は今迄よりひと周り程大きく、中の男女は既にセックスを始めていた。
「あんっ、ああっ、あはあんっ!もっと、もっと奥まで突いてえぇぇーーーーっ!」
「はあっ、はあっ、イイッ、シまるっ、気持ちイイよっ!」
球体に映された二人は薬でも投薬されているのか、だらしなく唾液と体液にまみれ、観られていてもひたすら貪り続けている。
「…へえ…人間の交尾って、あんなに激しいんだ。実物は初めて見るなぁ…」
急にガディアが興味深げに呟くから、私の身体がビクッと跳ねた。
「もしかして、あいつが言ってた面白いのってコレの事かな。…まぁあいつらしいと言えばらしいけど。」
気のせいか回されてる腕に力が入った感じがして、怖くなった。
「あっ、あっ、もうダメっ!イクッ、イクイクイッちゃうーーーーっ!!」
「くっ、はあっ、はあっ、俺もイクッ!出るっ、出るうっーーーー!!」
「頂戴っ、熱いの中に、いっぱいぃぃーーあっ、ああああぁぁぁーーーーっ!!」
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