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…ちょっと期待してたのと違うなってのが第一印象。
その手の本に描かれている宇宙人は、大概のっぺらぼうに大きな目、申し訳程度の鼻の穴が二つと口が付いてる感じだし。
でも目の前の宇宙人達はてんでバラバラの姿形をしている。
首から上の原型は犬や猫、蛇や猿、トカゲに鶏、牛、豚、蛙…とにかく地球上の動物や昆虫、魚類何でも有りみたいで、それらにかなり近い生物に思えた。
ただ少し違うのは目玉が多かったり角が生えていたり、余計なモノが付いてる事だ。
宇宙服の中身はわからないけど四肢の構造は同じに見える。
「最初に言っておく、抵抗は無意味だ。我々もこれ以上の減少は避けるべきだと考えている。」
「これよりここに集められたお前らは、我ら直属の支配下に置く。有難く思え。食材として利用される事だけは免れたのだからな。」
一方的な占領、そして私達は戦利品。
この日を境に人間は、完全服従の下僕として宇宙人達に飼われる運命となった。
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