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夜
私の体はまるで クリアビニール
光を透かしてしまう
体の中が燃えてしまう
暖かいけど焼け尽くす太陽
冷たいけど優しい夜空
私の居る世界に光はない
冷たいよ 真っ暗で 先も見えない闇夜だけど
偽りの光でも優しく私を包むから
光の下を歩けない
光を浴びてはいきてゆけない
私の体を優しく夜空が抱いてくれる
なかないよ 泣きたくても
優しい夜空が慰めてる
貴方も居るし月も居るよ
だから一人じゃない
冷たくも優しい夜風に
この身を全て預けましょう
冷たくも優しい夜空と私はいきてゆく
光がなくても
夜は側にいてくれる
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