3章

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透琉に右ストレートを決め、黒南風文月を見る。 先生に何を言われようが、飄々としていて相手にしていない感じだ。 「……コイツが生徒会…?」 何せ生徒会に興味がないので、どんな奴がいるのか分からない。 唯一顔と名前が一致するのは、生徒会長だけだ。 本当にこいつが生徒会なら、これから嫌でも関わっていかなくてはならない存在の1人だ。 何せ同じ寮に住むのだから… 「んー。俺も良く分かんねぇけど、確かそうだったはず。」 復活した透琉がいう。 コイツもノーマルだから、生徒会に興味がないと思っていたが俺より知ってるようだ… 「……他の生徒会がどんな奴らか、わかる限り教えてくれ…」 何も知らないよりマシだろう。 「なにお前。生徒会に興味でも持ったのか?さっきのキスで」 「見てたなら助けろよおおお!!!」 またもやププーと笑う透琉に、全力で掴みかかり体を揺さぶる。
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