3章

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「いやー、君達とは仲良くできるかもー!よろしくねー!」 「…はぁ…」 宜しくしたくない場合は、どうしたらいいですか。 そんなことを思いながら生返事をしとく。 透琉に至っては、「どっちだ、アイツはどっち側だ信用していいのか…」等とぶつくさと言っている。 「おい、もう話を進めていいか?今日決めることがいっぱいあんだよ。」 「えー、俺っちまだ2人の名前聞いてなーい!もうちょっと待ってよー!」 「前にいるのがホストで、後ろが遅刻魔だ。はい、終わり!んじゃあ、今日の予定言ってくぞー!」 「ホストっ…」 夜長先生早く終わらせたいが為に適当なこといいやがって…! しかも、確実に昨日の事根に持っているようだ。 「ほうほう。なかなか斬新なお名前ですねー。ホスト君に遅刻魔君かー。」 周りからもクスクスと笑い声が聞こえる。 いや、マジで信じ込んでる訳ないよな、こいつ… まぁ、面倒くさい奴に名前を覚えられるのも嫌なので訂正しないでおこう。 「あ?遅刻魔って名前の奴いんの?ウケるっ」 「お前以外に誰がいんだよ、遅刻魔透琉。」
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