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俺達は、今日あった事やこの後どうするか等話しながら食堂に向かった。
この学校は7階まであり、最上階は理事長室、6階は生徒会室や風紀委員室、5階に職員室・図書室、4階に1年生の教室、3階に2年生の教室、2階に3年生の教室、1階には保健室や食堂があり渡り廊下を渡った先には講堂や体育館等がある。
他にも色々な教室があるのだろうが、なにせ広くて全て把握出来ていない。
「あ、迷子。」
柊に袖をちょいちょいと、引かれ指さされた方を見る。
透琉も迷子の存在に気づき怪訝な顔をする。
「めっちゃキョロキョロしてんじゃん。てか、すげぇ髪ボサボサだし、なんだあの眼鏡。近寄りたくねー。」
「あ、こっち向いた。」
「さー、食堂食堂!」
ここから立ち去ろうとする透琉の手を掴む。
「見た目で判断すんなよ。ほら、こっち来たぞ。」
「うるせぇ!人間は、誰しも外見から判断する生き物なんだよ!!てか、柊が行けよ!第一発見者ぁ!!」
「俺人見知りだから。自分から話しかけるとかぜってー無理。 」
「だってよ。ほら、行けよ透琉。」
「は?ちょ、待っ…「あの!」
散々揉めていると、迷子の方から話しかけてきた。
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