第1章

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「これでいいですか」 蒲生は目を細めた。 「下着が見えてる」 「膝に座れとおっしゃったでしょう。そのようにしただけです」 「普通は膝に座れと言うと、尻をこちらへ向けておとなしくちょこんと座るものだけど、こういうのも悪くない。ああ、でもこれはこれで問題だ」 「なにが」 「きみの顔が見たいのに、股にばかり目がいってしまう」
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