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その姿を見て、あやはふふっと笑った。 「お気に召しました?」 「とても気に入ったよ。早くおいで」 あやはバッグをデスクに置き、コートとスカーフを椅子に掛けた。 それから蒲生の目の前に立ち、ゆっくりスカートを引き上げた。 じきに蒲生の目が一点に注がれた。 笑いを噛みこらえるように頬がひきつっている。 膝に座ると、汗ばんだ股間から女の匂いと柔軟剤の甘い香りが入り混じって立ち上ってくる。
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