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「ノーパンだってばれたんじゃないのか」 「触っていた手がびくっとしました。そりゃあ、あるはずの布がないんですから。だいぶ驚いたみたいです」 「それから」 「指を」 「何本」 「一本。電車の中で指を入れられるのは初めてだったので、興奮しちゃって……」 ここまで話すと、蒲生の顔が困ったような申し訳ないような表情に変わっていた。
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