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蒲生は足早にその場を去った。 埃っぽい、あの狭い部屋。 あやは口元を手で覆った。 出来るだけ人に見られないように資料室にたどり着くと、ドアをノックした。 ドアが細く開くと、蒲生が腕を引いて中に入れた。 鍵を掛けると、すぐに奥の事務机の上に押し倒された。
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