第2話

inevitable-必然の運命-

《socius》
～春樹&洸～
春樹『洸、あれやんぞ』

洸『分かった。緊急事態だからな』

春樹『気ちゃんと保てよ?』

洸『春もな?』

ｽｩｰ…ﾊｧｰ

春樹&洸『広範囲探知…開始…』

春樹と洸はある特定の人物を探索できる。個人でも探索は出来るが、範囲が狭くなってしまう。二人の力を合わせると広範囲になるが、体力をすごく使うので気を失う事もある。

春樹『◯◯域内確認…探知無し』

洸『◯◯域内確認…探知無し』

春樹&洸『◯◯域確認…探知…有り』

ﾊｧ…ﾊｧ…ﾊｧ…ﾊｧﾊｧｰ…

春樹『洸…』

洸『ﾊｧ…ﾊｧ…大丈夫だ…』

春樹『良かった…見つけた』

洸『おう…やったな、春』

春樹『おう…お疲れ、洸』

洸『さ、颯真に連絡だ』

春樹『うん。洸、立てるか?』

洸『まあ、立ってんのが、やっとって感じかな…』

春樹『俺も』

洸『颯真…聞こえるか?』

颯真『洸…?』

洸『居場所分かったぞ…』

颯真『そっか…良かった。で、何処だ?』

洸『◯◯域だ…』

颯真『そっか…ありがとな、洸・春』

春樹&洸『いーえ』

颯真『広範囲使って動けねーだろ?
洸と春樹は暫く休め』

洸&春樹『おう…そうさせてもらうわ…暫く動けそうにねーからさ、オレ達。頼んだ、颯真』

颯真『任せろ!!』

洸『ﾌｩｰ…疲れた。』

春樹『俺らは暫く休憩だな?』

洸『おう』

ﾊﾞﾀｯｯ ﾊﾞﾀｯｯ

春樹&洸『ｽｩｰ…ｽｩｰ…ｽｩｰ…』

洸と春樹は探知だけでなく、通信機無しで、直接相手と話せることが出来る。