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妹は頭に血が昇り脳が床に飛び散ったような大声で叫び熊の助を蹴った。
熊の助も慌て逃げて自分の部屋に逃げる。
真っ暗な部屋に薄明かりを灯す。
室内灯の電気が切れて直さないので明るくならない。「あれー何だ」
目の前に変な物陰が。
「死んだら他の神様の所に行くだと。」
「じいさん、今でもあの世で熊の助のことは心配してるんにゃん。」
「あれーどこから聞こえるんだ。」
隣の部屋では、姉が子供たちを迎えに来て妹たちの休む部屋にいた。
熊の助に話かけたのはなんと。
「しばらくだなぁ。」
「ウメコとゴンタだよ、べぇー」
「なんだってこれ夢か。」
大声で騒ぐ、隣の部屋では妹が。
「うるさーい、早く寝ろボケ。
あれ姉ちゃんや熊さっきからおかしいことばかり言ってんだ。」
「私たち毎日必ず挨拶しろだって。」
「朝は今日仕事したら神様や仏様に申し訳立たないト言ってたんだ。
挨拶しろ何バカ言ってんだ。
さっき電話を切って。」
姉は熊の助の部屋に行く。
「熊の助どうしてさっき電話を切ったの。」
「いまそこにゴンタとウメコの亡霊がいたんだ。」
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