第三章

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「はじきちゃん、元気?久しぶりだね。 土曜日の夜あいてる?実は相談したいことがあるの。今度、結婚しようと思ってる人がいて。 でも、調べたら色々おかしいのよ・・。同じ顔の人がパソコン上に複数の名前で沢山出てくるし・・。 今度、マンション契約の話まで出てきたの。最近、投資マンション詐欺があるって聞いたから、怖くて・・。 今度、彼も一緒に部屋につれてくるから家に来てくれないかなぁ?私、彼を連れていくから。家には、息子が留守番してるとおもうの。息子には伝えておくから。先に家に入って待ってて! それから、怪しい匂いがするから。警察も、他の部屋に待機させて! パソコンで調べた彼のデータ送るから、これを警察に渡して! 余罪がまだまだありそうなんだ! それから、もしかしたら。 はじきちゃんのフェイスブックの友達の友達に、彼がいたの。 写真データも合わせてメールで送るから、フェイスブックじゃないアドレスも教えて! もしかしたら、はじきちゃんも知ってるかもしれないの。」 メール送信。 はじきは、この男を知っているといった。 今週の土曜日、大丈夫よ。と、了承を得ることができた。 僕のミッションは完了した。 いよいよ。決戦は土曜日だ。
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