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帰ろう、そう思ってお酒をテーブルに置くと
「それでは!待ちに待った!!
告白タイム~!
高校時代の、今だから言える!告白をしてもらいたいと思います~」
司会がその場を盛り上がる声かけが起きる。
私は、その場を後にしようと足の向きを変える。
「あれ?そういえば、あの人は?」
聞こえてくる声に、私は誰だろうとハテナが浮かぶ。
「あの人?」
「平尾くんだよ!平尾、千洋くんだっけ」
…!
私は耳をそちらに傾ける。
「あー!いないね!そういえば!
幹事のカナちゃんに聞いてみようよ」
平尾が来てないなんてことあるの?
あんなに人気者だったのに。
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