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私黒崎美々は、大学の卒業を経て、二流な会社に入社したが、色々合わずに、半年もせずに辞めてしまった。
親からは、散々アホ呼ばれで呆れられている。
つまり、ニートとなってしまって早2週間。
「美々~、いい加減仕事見つけなさいよ」
「……」
その言葉を無視していると
携帯が鳴る。
「…」
恐らく、不採用のメールだ。
このメールも、もう三通目になる。
不採用メールとか、正直見たくもない。
無言で携帯を開けば、やはりその内容だった。
母親も、わざとらしく落胆し、キッチンの方に消えていく。
「…」
あーあ、もう明るい世界がもう見えないや
私は、ため息を吐いてソファに寝返りを打つ。
…こんなグータラな私に、良いことなんてあるわけないわね
こんなんで大丈夫かしら
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