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そのまま、眠りについてしまって、母親に起こされると夕食の時間になっていた。
欠伸をしながら携帯を開く。
こんなに、可愛いげのない私だから駄目なんだ
女らしくない私で務まるんかね
本当に。
ろくに、恋愛も楽しい人生を送ってきた訳ではない。そんな私が、23歳にもなり始めて
恋愛で悩むようになるなんて、
思ってもなかった。
ずっと、地味に生きてきた
浮いた話もないし、
特別可愛い訳でもない。
「あれ、メールきてら」
それは、《同窓会》の宛だった。
…高校か
《徳江高校3-2
同窓会のお知らせ》
と、クラス委員をしていた子からの同窓会の知らせだった。
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