僕と少女と駄菓子屋

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その言葉だけで十分だ。僕はその場に居続けるつもりだった。 あの言葉さえ聴かなければ。 「一応教えといてやろう。今回狙うのは駄菓子屋を営んどる一人暮らしのお婆さんじゃ」 そう、その相手がまつおばちゃんだと知らなければ。
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