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モニターから目が離せない。
他の奴等もそうなのだろう。
誰も動かず、何もしゃべろうとはしない。
ただ喉を鳴らす音だけが聞こえる。
俺様達が自分の姿に釘付けになっていると知らない遊は、上半身裸のまま風呂場に着いた。
すると撮影しているカメラが変わる。
遊の部屋に取り付けられた全108個のカメラと盗聴器だが、その内の3分の2が風呂場用になっているのだ。
遊は手に持っていた上の服を置いた。
そして下のズボンを脱いだ。
「「「「「っっ!!////」」」」」
見えたのはいちご柄のパンツ。
く…っ、可愛いじゃねぇか…!
盗撮すると決めたときから遊の裸はもちろん、パンツ姿まで何百回と想像し、免疫をつけてきた…
…が、フェイントの上半身姿に加えていちご柄のパンツ。
実際に、現実として見るとこんなにも興奮するものなのか…!?
鼻から流れる赤い液体は勢いを増すばかりで、止まることをしらない。
このままいったら俺様は…いや、俺様達は、遊のモノを見る前にくたばるだろう。
ふ…さすがは遊だ。
直接手を下さずに俺様達にこれほどの血を流させるとはな…
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