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俺様もモニターの方に向き直る。
すると遊がまさにパンツを持ち、脱ごうとしていた。
─ドクンッ…
心臓が速く、大きく鳴る。
遂に…!遂に遊のアレを見るときが…!!
期待に胸と、俺様の息子が膨らんだ。
─…ビービービー!!
『異常事態発生。異常事態発生。
何者かがコンピューター内に浸入。
システムダウンし…ま…』
──ブツン…
「なっ…!?」
遊の尻が半分見えたときだった。
突然の緊急警告音と共に画面が暗くなり、何も見えなくなった。
「何が起こったのですか!?」
薫が焦りながらモニターを操作する。
が、黒い画面に変化はない。
ちっ、あと少しで見えたっつーのに…!!
なぜ突然システムが落ちたのかが分からない。
自慢だが、この機械は多額の資産がつぎ込まれていて、セキュリティーは万全だ。
だが、さっきこの機械は何者かが浸入したと言っていた。
一体誰の仕業だ…!?
「薫!何か分かったか!?」
「ダメです!
原因を探るどころか、システムを完全に乗っ取られていて動かせません!!」
「くそっ!!」
何もできないまま時間だけが過ぎていく。
遊が風呂から出ちまう前に何とかしねぇと…!!
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