第7話

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名前を呼ばれたので診察室に入ると、李先生は30代半ばの優しい感じの人だった。 李先生が、「どういう症状か?」と聞いてきた。 私はメモ用紙に「左眼、結膜炎、散粒種」と書いて、張さんに「左眼が結膜炎のようだけど、以前、散粒種というモノを手術で取っているので、残っている根っこから再発したのかもしれない。」と伝え、説明してもらった。 すると李先生に、“種”を“腫”と直されてしまった!(笑)
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