第1章

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その声に会場中が驚いたのではないだろうか。 人の少ない会場に19番花沢駿平の声が響いた。 「おい!うるさいぞ、花沢ぁ!」 長瀬さんが花沢を叱りつける。 げんこつをくらっても魚のように口をパクパクさせている花沢。 意味がわからない。 もう一度、観客席の方に振り向くと女はもういなかった。
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